ヒサイチ
自己中心的でマイペースな感じなのに、気遣うところはきちんと気遣ってくれる。
セックスの時にも私が気持ちよくなれるように気遣ってくれたりする彼の、そのギャップに心がすっかり捕まってしまった。
比べる事ではないかもしれないけど、今思えばいつも目的を達成するためだけの文也とのセックスは何だったのだろうか?
最中、特に愛されているという実感が湧くこともなく、ただ習慣のようにしていたような気がする。