マンホール
菊久乃の声が聞こえるが、だんだん遠くなる。周りの景色が消え、あたりは真っ暗になる。

「茜音!!!で、電話しなきゃ…っ」

菊久乃は半泣きになりながら携帯を出す。





─────あたしは意識を失った。
















 
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