ショート・ミステリーズ!短編集その1
栄子は誰かに
見られている気配を
感じた。

周囲を見回すと、
塀の向こうから
お隣さんが彼女を
見ていた。

お隣さんに
紙袋のことを
聞いてみたが、
知らないという。

今日こそ夫に相談して
みようと思った。

仕事が忙しいのを
気にして
話さないでいたのだ。
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