ショート・ミステリーズ!短編集その1
「俊ちゃんは何か
知らない?」

栄子は、テレビを
見ている息子に
尋ねた。

「ぼく知らないよ」

俊輔はこちらに
背をむけたまま
言った。

明日警察に
電話してみよう、と
栄子は思った。
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