First Love


時間はもう五時になろうとしていて
外に出ると夕日が沈み始めていた。


「こんな時間になっちゃったな。家の事大丈夫か?」


「うん、お父さん今日帰り遅いから大丈夫。」


お父さんから今日は接待で遅くなるから
ご飯はいらないとメールが入っていた。


「じゃあさ、どこかでもう少し話さねぇ?」


「うん。」


まだ大智と一緒にいたかったから嬉しかった。

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