合計5日のお付き合い。
「おい、今日昼屋上な。」

「はっ…?…あの、私史佳と…。」

「彼氏優先だろ。」

そう言って久遠は史佳を睨み付ける。

史佳はビクッと体をこわ張らせ、ぎこちない笑顔を私達に向ける。

「あ…。いいよ、あずさ。ま…また、今度食べよ…。」

そそくさと席に戻って行く史佳。

相変わらず久遠は気にしない。

こいつ…一回天誅させんとわからんのか!

久遠は自分の言いたいことだけ言うと、さっさと席に戻って行く。

史佳にフォローいれなきゃ…。そう思った矢先に先生が来た。

ダメだ…。今日は間が悪いわ…。

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