合計5日のお付き合い。
問題の昼休み。なぜか私に弁当を持たせる暇も与えずに、私を屋上へ引っ張っていく。

屋上についてやっと解放された。

「久遠、てめぇ今日は言いたいことが山のようにあるぞ。」

「まあ、いいから座れ。」

久遠は私を強制的に座らせて、自分は大きな包みを開き出す。

中にあったのは大きな弁当箱。蓋を開けると…そこには焦げた卵焼きや、形の不格好なおにぎり等、お世辞にも美味しそうとは言えないものが入っていた。
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