もう一つの【ゴル裏】〜いつかの公園のベンチで〜
「今は受け取れない」
彼女の心の氷を僕は溶かす事が出来るのだろうか?
僕は無視されながらもメールは送り続けた。
(´・ω・`)
(きっと読んでいる筈)
着信拒否されてない事だけに望みを繋いでメールは送り続けたんだ。
7月13日(土)雲 18:01 Kickoff
第18節 水戸−大分 ひたちなかサッカー場
先制された大分は前半終了間際にCKからサンドロ一発で追い付くと、後半75分にファビーニョの逆転弾で引き離しにかかったが再び同点とされ、結局2-2の引き分けとなった。
なんとも歯切れの悪い試合だった。
僕はこの頃になると父親に「盆休みは帰れそうにない」と連絡を入れていた。
父親は凄く残念がっていた。
7月20日(土・祝)雲 19:04 Kickoff
第19節 大分−福岡 ビッグアイ
夏休みに入って最初の試合、しかも相手は同じ九州の福岡と言う事も手伝って22,314人の観客が詰めかけた。
試合は両者譲らず0-0のスコアレスドロー。
ビッグアイに詰めかけたサポーターのため息が聞こえてきそうだった。
この試合も僕は観戦する事は無かった。
7月24日(水)晴 19:04 Kickoff
第20節 甲府−大分 小瀬スポーツ公園
前半を0-0で折り返した大分は後半55分、アンドラのシュートで先制。66分に相手にPKを与えてしまい同点に追い付かれた。
圧倒的にボールを支配され続けるがなんとか耐えていた84分。西山のシュートが決まり1-2とする。甲府は攻めきれずに試合終了となる。
7月27日(土)晴 19:04 Kickoff
第21節 大分−湘南 ビッグアイ
スコアレスドロー。
ホームで2試合続けてのスコアレスドローは観客達の不満を大いに買った。
観客数13,391人。
J2に甘んじているトリニータにとって、この数字は決して少ない数字ではない。
サポーターの後押しがありながらも勝ち切れない試合が続いていた。
次節の新潟戦は僕も参戦予定にしている。
しぃちゃんの友人に頼んで引っ張って来て貰う約束にこぎつけたからだ。