もう一つの【ゴル裏】〜いつかの公園のベンチで〜
第11章〜兆し〜
8月17日(土)雲 18:04 Kickoff
第25節 川崎−大分 等々力競技場
前半11分。昨シーズン、トリニータに在籍していたベンチーニョのゴールで川崎に先制を許すと、その前半25分に小森田のスーパーミドルで1-1とする。
そのまま試合は終わり、アウェー川崎戦を引き分けとした。
8月21日(水)晴 19:04 Kickoff
第26節 大分−甲府 市陸
この日は僕の誕生日である。試合後にはしぃちゃんと二人で誕生日を祝う予定でいた。まあ、祝われて嬉しい歳でもないのだが、是非ともプレゼントに勝点3が欲しいところだ。
僕のアパートで待ち合わせをして二人で市陸へ。
平日開催にも関わらず、集まったサポーターの数は6,327人。ブループロジェクトの推進効果もあり、青いシャツを着たサポーターは試合毎に増えている。
この日の2トップはアンドラと松橋章太だった。吉田孝行はベンチスタートだ。しぃちゃんの落胆振りは皆さんにもお分かりだろう。
(´・ω・`)
(プロの世界ですから、調子が良い選手が先発するのは当たり前です。累積警告の数とかもありますし)
試合は前半26分に先制され、そのまま膠着状態が続いた。
後半の79分にはDFを一枚削り、高松大樹を投入したものの、甲府のゴールを割る事は出来なかった。
吉田孝行は61分に松橋章太と代わった。
その後の誕生日会も盛り上がりに欠いたのは言うまでもない。
僕らの生活はトリニータ中心に回っていたと言っても過言ではなかった。