もう一つの【ゴル裏】〜いつかの公園のベンチで〜
9月21日(土)雲 14:04 Kickoff
第32節 横浜FC−大分 江戸川競技場
この試合がトリニータのターニングポイントとなった。
この試合以降大分トリニータは怒涛の快進撃を続ける事になる。
前半開始直後に西山のゴールが決まると、25分には有村、44分にオウンゴールで0-3。
ロスタイムに1点を返され1-3。
後半は両チームとも決め手を欠き、このまま終わるのかと思われた84分。横浜FCの神野に決められ2-3。
すぐに高松大樹のゴールで引き離しにかかるも89分に3-4になる。
残りロスタイムは3分。
トリニータにとってこの3分は永遠ともとれる程の長さだっただろう。
試合を告げるホイッスルが吹かれた瞬間に両チームの選手達はその場にヘタリ込んで動けなかったと言う。
しかし前出の通り、この試合をきっかけにトリニータは息を吹き返した。
接戦をものにしたと言う自信からなのは語るまでもないだろう。
2002シーズンも残すところ1クールとなった。
J1昇格、J2優勝と言う目標を掲げて新たなるスタートを踏み出した大分トリニータであった。
ここで2002シーズンのおさらいをしておこう。
第32節終了時点。
1位 C大阪 勝点 66
2位 大 分 勝点 65
3位 新 潟 勝点 64
4位 川 崎 勝点 57
J1昇格、優勝争いはこの4チームに絞られてた。
9月25日(水)晴 19:04 Kickoff
第33節 新潟−大分 ビッグスワン
毎度ながらアルビレックス新潟の集客力には恐れ入る。この試合も平日開催と言うのに39,068人がビッグスワンを訪れていた。
この試合の結果いかんでは首位に立つ事もある。新潟のサポーターはこの準天王山を楽しみに集まったのだろう。
2位と3位の直接対決である。
大分は前半35分にアンドラのゴールで先制するも、後半62分に同点にされ、そのまま試合終了となった。
C大阪はホームで湘南に1-2で敗れた。
1位 C大阪 勝点 66
2位 大 分 勝点 66
3位 新 潟 勝点 65
4位 川 崎 勝点 60