もう一つの【ゴル裏】〜いつかの公園のベンチで〜
10月5日(土)晴 14:04 Kickoff
第35節 甲府−大分 小瀬スポーツ公園
天王山2連戦を2引き分けとしたトリニータは小瀬に乗り込んできた。
現在甲府は勝点44で7位。中位を相手に取りこぼす事の出来ない一戦だ。
今日もトリニータの2トップは高松大樹とアンドラージャ。
吉田孝行の膝はかんばしくないらしい。
この試合、先制したのはトリニータだった。
前半17分。DF若松大樹の果敢な飛び出しでゲットゴール。
後半57分にはセットプレーから、これまたDFのサンドロが押し込んで2-0とした。
75分に1点を返されたものの落ち着いた守備で追加点を許さなかった。
これでトリニータは5戦負け無し。新潟とC大阪が共に勝った為、順位に変動は無い。
1位 新 潟 勝点71
2位 C大阪 勝点70
3位 大 分 勝点70
10月9日(水)晴 19:04 Kickoff
第36節 大分−湘南 市陸
少し肌寒くなってきた秋中の夜。大分市営陸上競技場には6,741人のサポーターが集まった。
スタンド、芝生席ともに青で埋まっている。
対戦相手は6位の湘南。前対戦のアウェーでは負けているだけにホームではしっかり勝ちたい相手だ。
この日もベンチにさえ吉田孝行の名前は無く、木島良輔とアンドラージャの2トップだった。
しぃちゃんの吉田孝行を心配する気持ちを察すると胸が痛んだ。
(*^^)
「こんな大事な時に孝行は何やってんのよ!」
(´・ω・`)
(怪我なんだから仕方ないのに・・)
しぃちゃんはチームの心配の方が先だったようだ。
試合はサポーターの声援に答えるべく、前半から激しい動きを見せるこの男から生まれた。
"Edi Carlos Dias Marcal"アンドラージャである。
21分の事だ。この「良い時間帯」に生まれたゴールはトリニータに更なる活気を呼び寄せた。
続く31分。MF山根巌の渾身のミドルは一旦ゴールポストに当たり激しいバウンドでそのままネットに突き刺さった。
前半に2点のリードを奪ったトリニータは後半、やや引き気味に試合を進める。
何としても点の欲しい湘南の攻撃をことごとく跳ね返していく。
そして試合は終了した。