もう一つの【ゴル裏】〜いつかの公園のベンチで〜
10月19日(土)雲 14:04 Kickoff
第38節 山形−大分 山形県総合運動公園
この試合、二人のブラジル人選手の活躍で宿敵山形に快勝する。
前半25分に負傷した金本に代わってファビーニョが投入された直後の27分。そのファビーニョがゴールを決める。
後半開始すぐに同点とされるが、59分にアンドラ、71分には再びファビーニョのゴールが決まる。更に73分のアンドラのゴールで1-4とし、試合をものにした。
1位 大 分 勝点79
2位 C大阪 勝点76
3位 新 潟 勝点76
残り試合は6試合。
10月23日(水)雲 19:04 Kickoff
第39節 大分−新潟 市陸
この日の大分市営陸上競技場は異様な雰囲気に包まれていた。
周辺道路は大渋滞。競技場からは人が溢れかえっていた。
集まったサポーターの数は13,217人。数字にしてみば、どうって事のないような数だが、未だかつてないような人の群れが市陸に吸い込まれて行った。
平日開催にも関わらず、である。
試合開始時には入り切れなかった人々が大分川の土手や、弁天大橋から試合の状況を見守る、と言った姿が見られた。
僕としぃちゃんも仕事が終わってからすぐに市陸に向かった。
舞鶴橋の信号を待っている時には既にその異常さに気がついた。
(*^^)
「ちょっと何?この渋滞・・」
(´・ω・`)
「みんな市陸に向かっているようですよ」
(*^^)
「マジで?これはただ事じゃないね。走れー!」
(´・ω・`)
「あ、ちょっと!危ないですよ!」
こんな具合である。幸いにも競技場の中には入れたものの、とても身動き出来るような状況ではなく、ゴール裏には辿り着けなかった。
アウェーゴール裏にはオレンジ色のレプリカユニホームに身を包んだ新潟サポーターの姿も大勢いた。
その数、約2,000人。
現在3位の新潟にとって、首位大分との直接対決は大きな意味合いを持っている。
2点差以上で勝てば再び首位になれる。
そんな期待に現れたサポーターの数だろう。
もちろん大分もみすみす新潟に勝点を与えるつもりはない。
ガチンコの真剣勝負が観られる。
僕の胸は高鳴るばかりだ。