いじめ
でもそんなナイスサイトは辺りには
なくて、私は通学カバンを
肩にしたまま、道の真ん中で
立ち止まってしまった。
マフラー持ってくれば良かった…。
コート来てくれば良かった…。
スカートに靴下…。
太ももにも風が当たり、
触ると凄く冷たくなっている。
上半身だって
下着にブラウスにセーターのみ。
ブレザーにコートが欲しい。
ここであることを思いだし、
私はハッと口に手を当てた。
「納豆ご飯…。」
ご飯、温めたままだった。
納豆、冷凍庫から出したままだった。
美雨母さん、ごめんなさい…。
その前に、ちづるお姉ちゃん、
本当にごめんなさい…。
別にちづるお姉ちゃんを
頼ってないってわけじゃない。
前にいじめ小説で、
(親に真実を話せない。
だって、2人の
悲しい顔を見たくないから。)
なんて書いてあった。
なくて、私は通学カバンを
肩にしたまま、道の真ん中で
立ち止まってしまった。
マフラー持ってくれば良かった…。
コート来てくれば良かった…。
スカートに靴下…。
太ももにも風が当たり、
触ると凄く冷たくなっている。
上半身だって
下着にブラウスにセーターのみ。
ブレザーにコートが欲しい。
ここであることを思いだし、
私はハッと口に手を当てた。
「納豆ご飯…。」
ご飯、温めたままだった。
納豆、冷凍庫から出したままだった。
美雨母さん、ごめんなさい…。
その前に、ちづるお姉ちゃん、
本当にごめんなさい…。
別にちづるお姉ちゃんを
頼ってないってわけじゃない。
前にいじめ小説で、
(親に真実を話せない。
だって、2人の
悲しい顔を見たくないから。)
なんて書いてあった。