いじめ

(明日学校で会おうね(^0^))


ただこれだけだった。


彩ちゃんは余分なことは
メールで言わないタイプで
滅多にメールくれないのに。


これを言いたかったって、
受け取って良いのかな…？


私はすぐに返信ボタンを押した。


内容は、もちろん、
お互い頑張ろうねって。


どっちにしても、
彩ちゃんも辛いんだ。


私がいないと
彩ちゃんは一人ぼっちに
なってしまう。


私はさっき、
教室に入ったら
非難を浴びたことを
思いだして、また目を瞑った…。




「今日の夜ご飯、
　美羽の大好きなオムレツよ♪」


…ピクってこの言葉で起きた。
そりゃこんな効果的な言葉を
耳元で、しかも可愛い声で
囁かれ…


…んんんんん？！


…私、眠っちゃったんだ。


で、目の前にいるのは
ちづるお姉ちゃん。


…さっきの出来事を思い出した。
まずは謝ろう。