教師×生徒【恋愛物語】
「おいっ…理奈、何言い出すんだよ。」


そう言ってチラッとあたし達を見た先生。


「あ、生徒の前で話すことじゃなかったね。ごめんね。
ねぇ〜今晩空いてる?学校の事とかいろいろ聞きたい事があるの!
また後で来るから。」


それだけ先生に言うと、あたし達に「それじゃ…」って言ってその人は出ていった。


すごく重たい雰囲気を残して…。


その沈黙を破ったのは


先生だった。


「菫、誤解するなよ。
何で泣きそうな顔してんだよ…。」


あたしの様子を見て


「菫、あたし教室で待ってるから。ちゃんと先生と話しておいで。」



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