教師×生徒【恋愛物語】
今ごろ菫は家で一人、何を考えているんだろうか。
きっと泣いてるだろうな。


今すぐにでも菫の元に行きたい。そして話しがしたい。


でもこの事実をどう伝えるべきなのか…
俺は一人、考え込んだ。






その日の夜、事実を確かめたくて菫に会いに行く前に俺は理奈と二人で話をすることにした。


二人で喫茶店に入ってコーヒーを注文した。


「えっと、屋上での話だけど…。
本当に事実なのか?」


「そうだよ、事実。あたしにはもうシンちゃんしかいないの。」


「なんで、すぐに言わなかったんだよ?どうして今になって…」



< 128 / 225 >

この作品をシェア

pagetop