教師×生徒【恋愛物語】
昔からそうだったが理奈のこうゆう勘は鋭い。


ヤバい…


「とりあえず、彼女には俺から話す。
でもその彼女と別れるなんて考えられないんだ。
理奈には悪いと思ってる。」


それだけ言うと俺は足早に喫茶店を出た。




その日、いくら電話しても菫が電話に出ることはなかった。


【明日、放課後に数学準備室に一人で来てくれ。話したい。】


それだけメールをしたが、菫からの返事がくることもなかった。


菫…俺はお前を苦しめてるのか?


ごめんな………。



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