教師×生徒【恋愛物語】
放課後…



「菫、準備室に行くの?あたしも一緒に付いて行ってあげよーか?」


心配そうに里美が聞いてきた。


「ありがと。
でも一人で行くよ。ちゃんと先生に真実を確かめてくる。」


「そっか、頑張りなね。」


そう言って里美はあたしの肩をポンッと叩いた。


家に着いたら電話をすると約束をして里美と別れ、準備室に向かう。


長い廊下を歩いてる間、自分では落ち着こうとしてるのに心臓がバクバクとうるさくなり続ける。


あたし、何をビビってんのよ!頑張れ、菫!


準備室の前に着き、息を大きく吸い込んで深呼吸をしてからドアをノックした。


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