教師×生徒【恋愛物語】
そう思って先生の顔をチラッと見た。


すると先生が


「そうだよ。俺はこいつと付き合ってる。
菫とは教師と生徒である前に男と女なんだよ。
頼むから出てってくれないから?二人だけで話がしたいんだ。」


きっぱりと言った。


「どうせ、あたしの事を話すんでしょ?あたしが居たって構わないじゃない。」


尾崎先生はそう言うと、あたしに視線を戻した。


「単刀直入に言うわ。
あたしはシンちゃんの事が好き。
今まで二人が付き合ってた事は誰にも言わないであげるから、今すぐシンちゃんと別れて欲しいの。」



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