教師×生徒【恋愛物語】
「真実…?」


何?真実って??


そう思ってると


「あのね、あたしは……」


「理奈やめろっ!」


尾崎先生の言葉を遮ったのは先生だった。


「あたしから言わなきゃ、シンちゃんはこの子と別れてくれないでしょ?
シンちゃんは責任取ってくれるんでしょ?」


二人のやり取りを頭の上に?マークいっぱいのあたしは


「なんですか?真実って?教えて下さい。」


尾崎先生に向かってそう言った。


「あたし、シンちゃんの子供を身ごもった事があるの。そして、その子供をおろしたのが原因で妊娠できない体になったのよ。
あたしにはもうシンちゃんしか居ないの!別れてよ…。」



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