教師×生徒【恋愛物語】
なんだか、すごくイライラしてきた。


「そんな事、どうでもいいじゃん。授業中だし…。
尾崎先生、もう授業は終わりなんですか?」


あたしは低い声で言った。


「そうだよ。尾崎先生も自分の恋愛の話なんて生徒にする必要ないんじゃない?しかも教師同士ならなおさらだよ。」


里美も一緒になって言ってくれる。


「あたしは、質問に答えただけよ。それが何かいけなかった?」


負けずと言い返してくる尾崎先生。
あたしだって負けてらんない。


「先生なら授業に関係ない事を自分から話さなくていいんじゃない?ってあたし達は言ってんの。
尾崎先生の大好きな小林先生は同じ質問をしても、授業に関係ない質問に答える必要はないって言ってきちんと授業を進めると思いますけどぉ〜」



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