教師×生徒【恋愛物語】
そう言って天井を見上げた先生はフゥ〜っと息をはいた。


「私の完敗ね…。
私が学校に付き合ってる事をバラすって言ったら2人とも同じことを言ったわ。
シンちゃ…、小林先生も教師の職を失うことより片山さんを失うことの方が辛いって言ったのよ。」


えっ?先生が…?そんな事を言ってくれたの??


「あなた達に私の入る隙間はないみたいね。」


そう言いながら尾崎先生は椅子に座った。


「じゃ〜、もうジャマしないって事ですか?」


あたしが聞くと


「しないわ。ジャマしても自分が惨めになるだけだし…。
あ、それに学校にもバラしたりもしないから。」



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