教師×生徒【恋愛物語】
うっすらと目を開けた先生。


「す、すみ…れ……
お前が…ゴホッ…無事で…ゴホッゴホッ…よか……った………」


そう力なく言うと、また目をとじだ。


「慎吾?
ねぇ!目を開けてよ…」


あたしの呼び掛けに何も反応しない。


「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


あたしの叫び声が周囲に響く。


「おっ、おい!救急車呼べ!」


周りにいる人達が騒ぎだし、ただならぬ雰囲気が立ち込めた。


先生…死んじゃイヤだよぉ。
神様、パパ、ママ…お願い先生を…慎吾を助けて…。


パトカーが数台来て警察官がたくさん出てきた。
救急車も3台きて、トラックとバイクのそれぞれの運転手と先生が乗せられた。


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