教師×生徒【恋愛物語】
トラックとバイクの運転手、二人とも助からなかったらしい。


警察の人が教えてくれたと先生が言ってた。


今、こうやって先生と会話できてるのもすごくありがたいことなんだって思う。


先生がもし、あのまま助からなかったら…あたしは今頃どうしてただろう。
考えるだけで怖い。


先生と会うまでは一人でも平気だって思ってた。でも今は違う。先生が居て、里美が居て…周りにたくさんの皆が居て、あたしは生きてるんだ…そう思えるようになった。


「ねぇ〜先生。大好きだよ。」


急にあたしがそんな事を言ったから先生はちょっぴり驚いた顔をした。



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