教師×生徒【恋愛物語】
しぶしぶ、日誌を一人で書いて数学準備室に向かった。


準備室に続く廊下には夕日が差し込んで、床がオレンジ色に輝いて見えた。
グラウンドからは運動部 のかけ声が聞こえてくる。


なんか、緊張するなぁ〜
考えてみれば小林先生とは二人っきりで会話なんてしたことがない。
最初の数学の授業以来ないかも…。


準備室のドアの前に立ち、大きく深呼吸してからノックをした。


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