教師×生徒【恋愛物語】
スタートの順番を待ってる時もあまりの緊張に顔をあげられない。


先生があたしの肩に手を回してる。このドキドキ、先生に伝わりませんように…そう思って冷静になることだけを意識した。


「片山は小さいなぁ〜。ちゃんと飯食ってんの?」


「ちゃんと食べてるもん。自炊は面倒でコンビニとかが多いけど…。」


「ちゃんと食べろよ〜。これ以上小さくなると見えなくなるぞ。」


そう言って、先生は笑った。



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