教師×生徒【恋愛物語】
こんな顔で小林先生のホームルームを受けるなんてできないから、里美が連れ出してくれて、ちょっぴりホッとしてる。


あたしは里美に体育祭のことを話した。


「そうだったんだ…。菫が二人三脚に出た後から様子がおかしいから気になってはいたんだけど…そんな事があったんだ。
で、どうするの?これから。先生の事、諦めるの?」


「それができるんだったら、こんなに泣いたりしないよ。先生を好きな気持ちは変わらないもん。」


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