教師×生徒【恋愛物語】
「うん…。」


なんだかすごく大切にされてるのが伝わってきて心がけ温かくなった。


「あ!そうだ!先生に聞きたいことがあるの。
5月の中旬頃…なんで先生、電車で学校に来てたの?しかも朝から雨だったのに…。いつも車でしょ?」


あたしは先生が子猫に傘をあげて自分は濡れて走っていった日の事を聞きたかった。


「…あぁ、あの日は車検で車がなかったんだよ。よりにもよって雨降りだったな。でも何で?」



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