秘密にし・て・ね(前編)
第一章

彼とのセックスは私の安らぎ・・・・。



今の私は彼に抱かれることでしか気持ちをたしかめられない・・・。



いつからこんな風になってしまったんだろう・・・・。



彼のことが好き過ぎて・・・



彼を繋ぎ止めたくて・・・



彼に依存して行く・・・



終わったあとの彼は疲れた子供のように眠ってしまう。



やわらかいサラサラの髪に触れてみる。



彼をこんなに近くに感じられるのは彼女である私の特権・・・



私だけのもの・・・・・・







彼は今をときめくアイドルタレントだった。

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