秘密にし・て・ね(前編)

充電させて


結局、夏樹の部屋に来てみたもののやっぱりここの主はまだ帰ってきてなかった。



待っている間、シャワーを借りてソファーで寛いでいた佳奈であったが、いつの間にかウトウトと眠ってしまった。



どれくらい眠ってしまったのだろう・・・・・・・



気づくと佳奈の上に毛布が掛かっていた。



辺りを見回すとテーブルの上にビールの缶が置いてあった。



夏樹帰ってきたんだ・・・・・・



佳奈が起き上がろうと身体を動かしたときバスルームからバスローブに身を包んだ夏樹が出てきたときだった。



< 196 / 307 >

この作品をシェア

pagetop