秘密にし・て・ね（前編）

保蜜的恋愛

また、あわただしい一週間が始まる



でも、今私の心は晴れ上がっている



夏樹の気持ちも再確認できたし、自分の気持ちも伝えられた。




それだけで自分の心が満たされた気分だった。




「おはようございます」




受付の女の子が爽やかに挨拶をしてきた。




「おはようございます」




「よっ！はよ！」




後ろから不意に肩を叩かれて振り向くとそこには相変わらず爽やかな笑顔の友成君がいた。