運命の花嫁

私にかかる、宿命とは





いきなり魔法の話が始まり、いきなり終わるとソコには静寂がおとずれた




「あの・・・・・・・・」


最初にその静寂を破ったのは私だった



「なんだ」


「私、これからどうすればいいんですか?」


一番大事だろ コレ



「そうですねぇ・・・・とりあえず雑用をやっていただきます」


今、すごいことをすごい笑顔で言ってのけたよね
この人


「雑用・・・・ッスか」

思わず私語(死語)が出てしまった


「そうですねぇ、主にルシードの身の回りの世話をしていただきましょう」



なんですか!

その

あーやっと雑用から解放された


みたいなキレイな笑顔は!

「もしかして、以前はリドさんが?」


「ええ、そうですよ。ああ、やっと雑用から解放されます」



うわあー


言ったよこの人


仮にもこの国の王だぞ、その人











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