運命の花嫁





いや



それ以前に、なぜレオが護衛ではいけなくなったのだろう



「嫉妬、ですよ」


「うわっ!リドさん!」


声に出てしまっていたらしい



「多分ルシードは、あなたを気に入っていたのに、いきなり出てきたレオルドに横取りされて、機嫌が悪くなっているのですよ」





嫉妬・・・・・・・・


「ありえないですよ」


「おや、どうしてですか?」



「だって私は、嫌われていたから・・・・」


「・・・・・・・・」


無言。











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