運命の花嫁



そんなことを心で考えていると、


「・・・・・・・・レオルドを好いているのか?」



ポツリと呟く声が聞こえた


「・・・・?」


何?なんで私がレオのことを・・・・



「私がレオを好きなわけないでしょ?」


なぜかわからないけどムカついたので、思わずため口で話してしまった



「・・・・そうか」


「どうしてそう思ったの?」


「お前が、・・・・チハルが、妙にレオルドど親しいのでな」



いや、それって


「友達だからだよ」



それ!私もそう言おうとしてた!





・・・・・・・・・・・・・・・・ん?



「え、誰?」


私、しゃべってないよ?











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