運命の花嫁
「それで?どうして私がどちらかと結婚しなくちゃいけないの?」
話を戻した
「それはですねぇ・・・・あなたがこの国にとっては大切な方、だからですよ」
「・・・・はい?」
今なんと?
「あなたはこの国にとっては大切な方なんです。だから、この国を治める王か、その弟と婚姻を結ばせようとしているんです、・・・・今はまだ、これしか言えません」
なるほど・・・・
私がこの国には大切だから、王か、その弟と結婚させるんだ
・・・・私を、安全なところに居させるために
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