運命の花嫁





あれ?


「もしかしてまた怒った?」





「フッ、気に入ったぞチハル。お前は私の花嫁にしてやる」



「ありがと」




私がそう言うと、ガゼットは驚いたように目を見開いた




「どしたの?」


「いや、否定しないのか、と」



「ガゼットのお嫁さんになったら、私の居場所ができるでしょ?」




皮肉に笑ってやった


「フン、嫌でもヒマにはならないだろうな。お前といたら」




うっ


痛いとこ突いてくるな




「では、一週間後に式を挙げたらどうでしょう?」




「えっ?早くないですかね・・・・・・・・ってゆうか、」










誰!?!?!?!?!?









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