運命の花嫁






あり得ない


信じられない



だって、だって、男?


こんなにきれいな人が?



「ホントに男性ですか?」

恐る恐る聞くと、リザさんは不敵に微笑んだ




くらーっと、めまいがして

「おっと、」



倒れそうになった私を、リザさんが受け止めてくれた


その華奢に見えた腕も、足腰も、触れてみると大人の男性のもので・・・・


しかも、胸なんてない


がっしりした胸板だ



「まっ、まじで・・・・」







倒れていいっすか?









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