運命の花嫁




え!?


まさかの無言!?




私が顔面蒼白になっていると


「ブッ」



「え、何?」


「ククク・・・・お前、なかなか面白いな」




なぜかルシードさんが笑い出した。


「え、何?何で笑って・・・・」


「チハルさん、気にしなくてよろしいですよ」


「ありがとうございます・・・・えっと、」

私まだこの人の名前聞いてない気が・・・・


「ああ、自己紹介がまだでしたね」

「お前、人のこと言えないじゃ」
「黙りなさいルシード」



この人には絶対逆らわないようにしよう


私の中の辞書にインプットされた(と思う)



「さて、私の名前は、リド・クリスタと申します。リドで結構ですよ」


にっこりと笑う姿は天使のようだ











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