仮想恋愛
「………裕子さん…??」
今よりわ幼いがまぎれもなく裕子さんだ
他の写真とは違って誰が見ても
彼氏彼女だ
顔を寄せ合い、どの写真よりも幸せそうな2人
その写真を見てわたしわ動けなくなった
「あー!くそっ負けた!!……って翔子??」
ゲームを終えて立ち上がり、わたしの側にきた
わたしの手に持ってる写真を見て
「あー…捨てたと思ったんだけどな…」
「………付き合ってたの??」
「中学校んときにな!まっ終わったことだし!」
健くんわそのままベットに腰掛けた
わたしわその場から動けない
彼女がいたことわ不思議にわ思わない
わたしも彼氏わいたし
だけどこの2人の間になにかある気がしてほかならない