絶対的服従3〜完全完結〜


「はっ?」



いつまでも琥宇桜の袖を離そうとしないので、そのまま琥宇桜の腕に戻し隣に座る。



「だからね、詩桜の中でママが琥宇桜でパパが私なの!…きっと初恋も琥宇桜だねぇ〜」



プニプニと詩桜のほっぺを突く。



「何?初恋って?」


琥宇桜は眉をひそめる。



「ん〜。こっちの話…」



いつの間にか詩桜は泣き止み、いつものようにニコニコと笑っていた。



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