溺れるほど甘く
私たちは玄関を上り、家に入った
「おかえり、美妃。あら、もう福愛君いらっしゃったの?」
「はい、お邪魔してます」
「美妃、なんか飲み物入れてやりなさい。福愛君は待っててね」
「えーっ!!?なんであたしが!愛が自分で入れればいいじゃん!」
「入れるかよ、バーカ」
「お客さんなんだから、たとえ幼馴染みでも入れてやりなさい」
「…愛、お茶とコーラどっちがいい?」
「じゃあコーラで」
本当図々しい…!!