突然の出逢い
木村さんからの内線を切ったあとに

「お電話代わりました。遠藤ですが…。」

「秘書課の美馬です。すみませんが、秘書課に
来て頂いてもよろしいでしょうか?」

秘書課??

秘書課に知り合いなんていたっけ?

「はぁ…?
分かりました、すぐに伺います。」

といって電話を切った。

そもそも、秘書課って何階?
初めて呼ばれるんだけどなぁ…

「木村さん、秘書課って何階?」

さっき、内線をくれた木村さんに聞いてみた。

「秘書課?
同じフロアだよ?廊下挟んで向こう側
秘書課に呼び出し?」

「うん…。
なんだろ? とりあえず行ってくるけど、朝礼間に合わなかったら
部長に伝えて。」

「分ったぁ」

木村さんとの話を終え秘書課へ向かった。




コンコン…

「総務課の遠藤です。
失礼します。」

「おはようございます。
先ほど、電話で話をした美馬です。」

相手の身長が高い為、見上げてみる。
カッコいいな…

こう。。。
ジャンプとか走ったりしても髪の毛が乱れない感じだ

「なんの御用でしょうか?」

「急にお呼び立てしてしまいすみません。
社長が、お呼びですのであちらのドアから入って下さい。」

社長?!

「はぁ…
分かりました。」

美馬さんからの内容を聞いて、何もしてなくても
ドキドキする。

< 5 / 31 >

この作品をシェア

pagetop