P1ay♂B0y
「すっ…
すみません!」
亜貴は・・・
動揺しているように見えた。
そんな亜貴に
あたしは聞いたんだ
「亜貴はさ…
亜貴は好きな人いるの?」
そのとき亜貴は
さらに驚いていたけど、
ゆっくりと口を開いた。
「…いますよ」
「その人と、どうなりたい?」
「ずっと…守っていきたいと思います」
「そっかあ…」
このときのあたしは
きっとどうかしてた。
亜貴が抱きしめたこと
それはどうでもよかった。
ただ、そんな優しい亜貴も
あたしと同じような気持ち
持ってるのかなって
知りたかったんだ。