P1ay♂B0y


亜貴はそれから
運転手に家に迎うよう告げた。


そしてあたしは
何も言わずに


ただ窓の外の
流れる景色をただ
静かに見つめていた。






………




「結衣様、着きました」

亜貴がドアを開けてくれる。

あれ以上はなにも言わず、
あたしの気持ちを察してくれる。

「ん」




亜貴は優秀な執事だ
そう思った。
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