P1ay♂B0y
「もー!夏輝っ!!
食事中にあんなコト
しないでよッ!!!」
あたしの執事、
そして彼氏でもある夏輝。
食事中に言われた
……あの一言。
『結衣の心臓の音、
ヤバイよ?』
カァァ――――ッッッ///
考えただけで
恥ずかしくなるっ!
「すみません、結衣様」
「ちょっとー!
ふざけないでーっ」
「ハハッ、だって亜貴のやつ、
まじムカツクじゃん」
夏輝は学校の荷物を
手早くまとめながら言った。
ん??
なんで亜貴のコトが
出てくるの???
「亜貴になんかされたのー?」
動かしていた手を止め、
こちらを見る夏輝。
あたしを見てから
近づいてくる。