P1ay♂B0y


夏輝が亜貴を
かなぁーり

嫌っているのは
知ってる。


「亜貴がなにかしたか
分からないけど、
亜貴もそんな悪い人
じゃないよ」



なんて明るく言って
みたけど返事は
来なくて、


夏輝はただ
あたしを見ていた。



「夏輝?」



なーんか無視
されてる気分…。



夏輝のシャツの袖を
つかんで名前を
呼んでみる。





一瞬。


夏輝の香りが
あたしを包む。








「・・・・・ーッ」



「鈍すぎなんだよ、お前は」



そう言った夏輝の顔は

赤かった。


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