ありがと。

第4章「日曜の夜」


その後

成夜は
私を家まで
送ってくれた。

帰る途中に私が

「んー寒いっ」

と何となく
つぶやいた言葉を

成夜はしっかり
聞いていて

手を繋いでくれた。


家に帰ってからは
ボーッとするばかりで
何にも考えられなかった。

頭の中で

今日の出来事が

幾度となく
繰り返される。

お風呂とご飯も
早く済ませて
11:00には

眠りについていた。


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