ありがと。
第2章「学校」
「ゆーみ!!」
「おっはよ~♪」
後ろから肩を叩かれた。
私の親友クミとジュリ。
「ああ、…うん」
私は昨日の事で
頭がいっぱい
もちろん
一睡も出来なかった。
「元気ないなー」
「何かあった?」
「食いすぎじゃね?」
「ギャハハハハ」
2人は朝なのに
ハイテンションで
笑っている。
成夜の事…
言うべきだよね。
クミとジュリには
中1からお世話に
なってるし…
「あのね、
話があんだけど」
私の真剣な表情に
2人は目を合わせ
私を屋上へ
連れていった。