ありがと。

「で、どーした?」

「志摩と何かあった?」


さすが親友だなあ…

何も言わなくても
気持ちが分かるんだね


「実は…志摩と
付き合う事になった」

私はそう言って
下を向いた。

自分でも顔が
熱いのが分かる。

「っえええええ!?」
「まままままじで!?」

クミが私の肩を
掴んで揺らす。

私は2人を
落ち着かせるように
大きく息を吸って
静かにうなずいた。


「良かったね…」
「何かビックリしすぎて
何も言えないよ(笑)」

驚きを隠せない2人。

そりゃ そーだよね…

本当に突然だったもん。

こんなにあっさり
付き合う事に
なるなんて…

私が1番

驚いてるよ。

「2人にはたくさん
協力してもらって
本当に感謝してる。
ありがとね」

クミとジュリの
目を見て言った。

「あたしも
本当に良かったって
思ってるよ、優美」
「これから色々
頑張れよ~!!」

私は照れ臭そうに
下を向いて
教室行こうと
2人に言った。

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