One Love

One Love

俺の名前は哲也。
この世の中に生まれた以上自分のやりたい事をして生きて行きたいって思ってる夢追い人。

今は24歳で博多に住んでいる。夢を現実にする為に日々努力の毎日を送っている。
そんな俺の夢は音楽でご飯を食べれるようになるのが夢なんだ。


だけど、歌を歌う訳でもなくラップをする訳でもなくそう俺はＤＪをやっている。
今はまだ売れてないけど必ず音楽で成功をして見せる。毎日そう思っているんだ。

そんな俺にも支えてくれる女性がいる。
それは１つ年上の彼女がいる。名前は椿って言う。
彼女は彼女でまた夢を持っている。彼女の夢は個展を開く事。小さい時からずっと絵を書き続けて来ている彼女。
なんて言うか絵のわからない俺でも彼女の絵を見ると心がすごく安らぐ。

そんな彼女との出会いは・・・
大学時代の先輩と後輩。


俺は１つの決意を胸に秘めて彼女を呼び出していた。

そして約束の時間。


「哲也待った？」

「大丈夫だよ。俺も今来た所だから。」

「椿はお腹減ってないかな？」

「少しお腹空いたかも！」

「じゃあご飯を食べに行こう。」


そして、二人でファミレスに行く。

そして、しばらく食事と会話を楽しみ大事な話しを彼女に伝える。

「椿、今日は大事な話しをしたいんだ。」

「どうしたの？いきなり。」

「実は俺、東京に行こうと思ってる・・・って言うか東京に行く。」

「それって冗談？」

「本気。」
「明日の１２時の飛行機で東京に行くんだ。その前に空港に来てくれないか？」

「いきなり言われても・・・それになんで何も相談してくれないの？私達これからどうなるの？」

「とにかく明日１１時３０分には空港に来てくれ。」

俺は自分勝手だとわかっていた分これ以上何も言えなかった。

そして、お金だけを追いてファミレスを出た。
その日の夜はなかなか寝れずほぼ一睡もしないまま次の日が訪れた。

そわそわしていたせいもあり少し早めに準備が出来空港に向かう。

１０時・・・
１０時３０分・・・
１０時４５分・・・

そして、１１時・・・



彼女の姿を確認するが・・・